コンピュータ日記 (Oct 1998)


1998.10.31 久々のビデオカード
部屋に大量にあるLDの内、ほとんど見ることの無い「エヴァ」と「きまぐれオレンジロード」を合計21,600で処分しました。 買ったときの1/8程度ですが、自分に取ってはもはや不要なものですからよしよしましょう。

売った後で中古屋を廻ってみると買わないうちに市場から消えてしまったMillennium II PCI 8MBを発見したので即座に保護。 ボードのみで14,800と新品の3Dカードが買えてしまう値段ですが私には3Dは不要、Xでの動作が怪しいカードに存在価値はないので即決です。

帰りがけに頼まれ物のAterm IT50DSUを買い、帰宅。 VGA交換前にチューリップ2号のベンチを取っておきます。 その後でMillennium IIと交換し、ftpで取って来たドライバをインストール。 何の問題もなく立ち上がったのでひとまず安心(^^)

でも、解像度を変えたりしていると速度が極端に低下するのには焦りました。 いくら何でも968より遅くなるんじゃ困ります。

Winで動作が確認できたのでXの方も設定しましたが、968と比べても画質が良いことがはっきり分りますね。 968で1280x1024の環境だと結構14dot fontが見づらいのですが、Mill IIだとハッキリ、クッキリしていてとても見やすいです。 ディスプレイ切り替え機を通しているにもかかわらずこの画質ですから驚きです(^^) 画面のキツさはMillennium程ではないので長時間使用できそうですし、良い買い物をしました。


1998.10.27 Win95のバックアップ
Linuxのバックアップだけでは不十分なのでWin95も取ることにしました。 しか〜し、どのファイルを保存すれば良いのか全く分りませんし、大文字、小文字の区別も出来ないLFNがあるので結局Windows ディレクトリ全体と、細かいツール関係の全てを取らなければなりません。

今まではFD+城パッチやVFTOOLを使い、230MBのMOにコピーしていたのですが、この方式で5台分バックアップするのはバカらしいので今回から方法を変えてみました。 具体的にはWin95上からLHAでバックアップファイルを作成してCD-Rに焼いてしまい、復元時には生きているWin95マシンを利用することにしました。 これなら圧縮が掛かるので5台分のバックアップの合計が800MB程度に収まります。 CDが2枚になってしまいますが、MO10枚よりは場所もお金も喰わないので経済的ですね。


1998.10.26 会社でもRAID
チューリップ3号のRAID-5が落ち着いたので、会社で使っているマシンAlicia(チューリップのプロトタイプ)もRAID-5にしてみました。 今まではST34501W2台のストライピングだったのですが、Cheetahのストライピングでは恐くて大事なデータが置けませんからね(^^;

使用したHDDはST34501W x2,DDRS-34560W x3 の5台構成で約17GBの論理ドライブを構成しています。SCSI H/Aは既に20枚以上購入しているDC390Fです(^^;

導入、再構築試験は無改造のT2P4 Rev3.1,P55C-233(83.3MHzx3.5),FP DRAM 96MBの でありながら無事クリア。 電源投入時に一回リセットしないと立ち上がらないのに優秀ですね。

しかし、速度面ではダメダメ(:_;) 1つのSCSI Controllerに5台もHDDが繋がっているとSCSIの性能低下が激しいです。 おまけにCPUパワーも喰っているようで、RAIDが動作しているときは負荷が2を超えてしまいます。 頃合をみて性能面でバランスの取れている3台構成に変えた方が良いかも知れません。


1998.10.25 バックアップ
システムが正常に戻ったついでにバックアップを取ることにしました。 設定ファイルなどは時々HDD上に退避する様にしているのですが、 夏コミ後に焼いたきりなので時期的に丁度良いですね。

linuxでの作業は3台のチューリップに散っているバックアップファイルと最新のファイルを tulip-3:/home/share/ に集めて ISO9660化するだけです。 後は2号のWin95を立ち上げてCDに焼いておしまい。

作業のついでに要らないファイルを消したので数100MBの空きが出来ました(^^;


1998.10.24 メンテに一苦労
朝起きて3号を起動したら、「/dev/md0にfsckを手動で掛けたまへ」と言われてしまいました。 昨晩shutdownしたときは正常に落ちたはずなのですが謎です。 で、とりあえずfsckを掛けてみると50MB級のファイルが2つもできてしまい、1つが どうしても削除できません(汗)

いくら8GBあるとは言っても50MBは大きいし、謎のファイルが転がっているのは気分がよろしくないので消すことにします。 データが3GB程あったため退避に手間取りましたが1、2号に転送するよう仕掛けて外出中に片がつくようにしたので時間的な無駄は出ていません。

再フォーマットついでにRAID用のControllerを独立させようと思い、遊んでいたAHA-2940UW改を3号に追加してあげましたが、これはやっぱりタコなH/Aですね。 Start Unit を送ってVikingを起動させてもInquiryできずに固まってしまいます。 仕方無いのでViking側のタイマーで起動時間にdelayを掛けて逃げましたが、NCR 53C875のDual Channel版を買った方が幸せかもしれません。 しかしControllerを独立させたおかげでレスポンスが良くなったのでひとまず良しとしましょう。 お金も無いことですしね。(:_;)


1998.10.19 LANも考え物
LANはNFSやちょっとしたファイル転送に使うために導入したのですが、 10Base-Tではせいぜい数十MB程度のデータ転送にしか使えませんね。 最近は一度に500MB以上のデータを転送することが多くなってきたのでイライラすることが多くなっています。 PCIが空いていないので100Base-Txにすることができませんから、結局LAN導入前と同じ230MB MOによるファイルのコピーが復活しつつあります(苦笑)


1998.10.15 Diana規模縮小
妹がPower Mac 6100を貰ってデザインの仕事を再開するようなので、MOやらHDDを分けてあげることになりました。 MOはIBMドライブの物が転がっているので問題なし。 HDDはさすがに500MBでは小さいし、私の手元を離れるとなると信頼性が重視されて来るのでDORS-32160をあげることにします。 DORSはいくつかありますが、Crysteraに入っているのは起動用なのでおいそれとは外せません。 Tulip-1に入っているのはWideだから論外です。 結局、最近取扱データ量が減っているDianaから外すことにしました。 外してもXP32150 x3の体制なのでDosメインなら問題は無いですね。

外したDORS-32160は外付ケースにいれて、ID Switch,Access Lampの類を配線しておしまい。 今までと違って幼児が触る事を考えて作りました。


1998.10.11 XP34300W再帰不能
壊れたと言っても前半の3GB弱は正常に使えるので、なんとかしようと悪あがきをしていのですが、Firmwareの書き換えに失敗してしまいSCSI機器として機能しなくなってしまいました(汗) SCSI機器として認識できない以上どうにもならないのであきらめざるを得ないようです。


1998.10.10 RAID Driver 解決偏
RAIDの再構築ができない件はクロックを下げたらあっさり解決しちゃいました。 79MHz x2.5 ならload average 3、ヒートシンク温度48度でも全く問題なく連続運転可能だと思っていたのですが、再構築時の負荷がSCSI周辺とCPUのごく一部の演算ユニットに集中するためにおかしくなるみたいです。 通常運用は79MHz x2.5で大丈夫なので、再構築時のみ75MHz x2.5に落すことにしましょう。


1998.10.9 RAID Driver その2
RAIDの再構築の確認を行っていましたが、どうもうまく行きません。 100MB x3の構成だとうまく行くのに、4GB x 3の構成だと再構築の最後でRAIDが壊れてしまいます。(泣) でも、3台の内1台が潰れてdamage modeになった場合でもデータは読みだせるので、データ保護は何とかできそうです。 (突発的なHDD故障からはデータを保護できるけど、バックアップを取らなくていいわけではない)


1998.10.7 RAID Driver
チューリップ3号でRAID 5 を構成したものの、RAID再構築がうまくできないようなので最新のドライバに入れ換えることにします。 でも、最新のものは10月5日にリリースされたalpha版なので、ドキュメントがほとんど付いていません(汗) 仕方無いのでkernel patchとraidtoolのsource codeを追いかけることにします。 するとどうやら再構築はkernel内部に取り込まれたようで、hot remove と hot add を行うことでスペアドライブが検出されると自動的に再構築が始まるようです。


1998.10.5 RAIDマシン チューリップ3号
いくら何でもジャンクのViking VK4550J を単体で共有Diskとするのはまずいので、VK4550J 3台で8GBのSoftware RAID 5 を構成することにします。 3号のケースはミドルタワーと言っても5インチ3、3.5インチ2しか使えないので、5台のHDDを強引に取り付けるためにCDROMを撤去することにします。 また、8cmファン1つでは十分な風量が得られないので、これは12cmファンに交換してしまいましょう。 するとあら不思議(^^; とっても怪しいマシンになってしまいました(^^;

ここまででハード的な構成が確定したのであとはkernelを作り直すだけです。
ftp.kernel.org/pub/linux/daemons/raid から取って来たパッチをあててRAID-5対応のkernelをコンパイルすればあとは楽勝。raidtools のHOWTOを見ながら設定して終りです。 問題があるとすれば故障時ですが、さすがに2台同時に壊れることは無いと思いますので、万が一の際は一時的にDCAS-34330WかDDRS-34560Wと交換してreconstructionすれば良いでしょう。 もっとも、電源断やマシンの暴走には耐えられませんからバスクロックを80MHzから79MHzに落すことにします。


1998.10.4 XP34300W故障
いろいろ手を尽くしたにもかかわらず数時間と正常に動作しない状態となってしまったので、修理したVikingと交換することにしました。 入っていたデータのほとんどはバックアップ済なので大丈夫ですが、気に入っているDiskなので残念です。 そう言えばここ最近、起動時のヘッドの動きが以前と変わっているので歯ブラシみたいなヘッドを駆動するのがしんどくなったのかもしれません。 まぁ、瞬間停電を何度も経験したDiskなので良く2年も動いたと言うべきでしょう。

しかし、交換したVikingもあまり信頼できないので、CD-ROMを外すなどしてViking 3台のSoftware RAID-5 (8GB)でも組んだ方が良いかも知れません。これなら2台同時に死なない限りデータは保証されますから。 (遊んでいるAHA-2940UWをRAID専用にしようかな? )


1998.10.3 XP34300W不調
チューリップ3号にて共有Diskとして働いているXP34300Wがどうも調子悪いです。 Wide SCSI のバスには2台しか繋いでいないので、XP34300W自身のターミネータを有効にしているのですが 時々XP34300Wだけがおかしくなり、Diskにアクセスできなくなります。
今日は遂にVerifyでは何とも無いのにfsckすら掛からなくなってしまいました。 仕方無いのでfsckをかけずにmountし、データを退避させた後Lowlevel Formatを行いましたが心臓に悪いですね。 少しは状況が良くなるかも知れないのでWide SCSI用のターミネータを付けてやりましたが、金の無いときに痛い出費です。


1998.10.2,3 E-Mail環境をLinuxに以降
自宅のネットに繋がっているマシン全てからInternetを利用できる環境にするため、Dialup PPPをtulip-2のWin95からtulip-3のLinuxに移すのはTAの設定が引っかかった以外は比較的簡単にできまていました。 これによりWWWはどのマシンからも利用できる環境になったのですが、メールだけが大学時代から使っているMH + mnews に移行できずにいました。 どうもsendmailがらみの設定は鬼門の様で、8年経っても習得できません(泣) しかたないのでメールだけはWin95上のNetscape Mailを利用していましたが(X だと日本語が化ける) sendmailをdialupで使うことに見切りを付けて IM を利用する事にしてMHとmnewsの設定にチャレンジ。

おおつかまさひとさんのページを参考にあれこれ設定し、POP用スクリプトを作ったら無事メールが送受信できるようになりました(^^) これで邪悪なWindowsからおさらばして軽快に作業ができます(^^)


1998.9.30 現在のチューリップ
自分でも機器構成が解らなくなって来たので、現在の構成をまとめてみました。
ぽちっとな
しかし、一体何でこんな物になってしまったのでしょうか?(笑)


1998.9.21 のてW
のてWのHDD BIOSを修正して約31GBまでのIDE HDDに対応できるようにしました。(Ver 1.3000) ただしBIOSから見えるハードディスクのパラメータを98x1非互換にしたので、MK2103MAVを 再フォーマットしなければHDDを認識できなくなりました(^^; 再フォーマット後は現在EPSON DOS 5.0 rel2.0で問題なく動作しています。

ATAの規格ではLBAモードで28Bitのアドレス空間がありますから128GB!!もの容量が扱えるのですが、 いまはそこまでする必要が無いので放ってあります。

また、高速化のためにマルチプルモードで読み書きするBIOSも作成済(Ver 2.3000)ですが、 速すぎるためにASICが暴走してしまうという問題がありますのでこちらは気長にテストする予定です。


1998.9.21 チューリップ2号
9/21現在のチューリップ2号の外観です。
ヒートシンクから吹き出す熱風をダクトで吸い出していたのですが、 今一つ効率が良くなかったのでケースの内側に吸気を、外側に排気を加速する大型ファンを取り付けてみました。 これによりヒートシンクの温度が2、3度下がり気分的に安心できるようになりました。 MII-300を3.6Vで90.0x3MHz駆動してもそれほど不安は無くなりましたね(^^;




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