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mgettyのインストール
- policy.hを環境に合わせて修正
- Makefile中のCFLAGSに -DAUTO_PPP がある事を確認し、無ければ追加する。
- make ; make install
- モデム設定
注意する点はモデムの設定で、モデムの電源再投入時に再設定出来るように設定をモデムに記録しておく事です。
cu,minicom,ktx,wterm,hterm等、使いなれた物で設定すればいいでしょう。
ATS0=0Q0&D3&C1
AT&W1
でOKです。
- /etc/ttys の修正
ttyd1を無効にして下の行に差し替える
cuaa1 "/usr/local/sbin/mgetty" dialup on insecure
- /usr/local/etc/mgetty+sendfax/mgetty.config
変更点だけ記述します。
port cuaa1
speed 115200
init-chat "" ATS0=0Q0&D3&C1 OK
autobauding NO
- /usr/local/etc/mgetty+sendfax/login.config
/AutoPPP/ - a_ppp /usr/sbin/pppd auth -chap +pap login kdebug 7 debug \
:192.168.10.100 dns1 192.168.1.1 dns2 192.168.1.2
192.168.10.100 : クライアントに与えるIP Address
192.168.1.1 : DNS 1
192.168.1.2 : DNS 2 なくてもいい
pppdのオプションは全て書いてしまいましたので/etc/ppp/optionsは空にします。
touch /etc/ppp/options とでもやっておきましょう。
- /etc/ppp/pap-secrets
/etc/ppp/pap-secrets にユーザ名、パスワードを書けば完了です。
(/etc/passwdエントリも必要)
でたらめな文字列を使ってPPP専用アカウントを作る方が良いでしょう。
例
# Username Server Password IP addresses
"multi" * "toheart" "" 192.168.10.100
"hatsune" * "kizuato" "" 192.168.10.100
"ayuayu" * "kanon" "" 192.168.10.100