チューリップ 1号


運用開始時現在(Feb. 1998)
CPU Cx6x86-P166+ (133MHz) P55C-233
外部クロック[MHz] 66.7 100.0
内部クロック[MHz] 133.3 300.0
メモリ EDO 64MB Micron EDO 128MB
Main Board ASUS P/I-P55T2P4 Rev3.1
Video Card Matrox Millennium WRAM 4MB
Sound Card SB16 PnP SB64 AWE Gold
SCSI Tekram DC-390 Tekram DC-390F x2
LAN - NE2000 compatible (ISA)
Video Capture Canopus Power Capture/V
SCSI Device Quantum XP32150 Seagate ST34501W
- Quantum XP34550W
- IBM DCAS 34330W x3
- Quantum XP34300W
- Quantum XP32150W
Olympus MOS331 Rev0.61
Toshiba XM5401B
ケース形状 ミドルタワー フルタワー
電源 250W 400W



このマシンは'97.1に組んだ私の記念すべき自作PC1号機です。98を改造する ことしか頭になかった私がPCを組むに至った理由は、486では最速の部類に入る PC−9821As2でさえ「鬼畜王ランス」が重かった(^^; ことです。

作るにあたって考慮したのはお金もなかったのでコストパフォーマンスです。 しかし98の様にいずれPLLを乗っ取ってバスクロックを上げてしまうことが 分かり切っていますので、部品の全交換を避けるためにM/B,Video Card,HDDを 妥協することは出来ません。そこで製品寿命の短いCPUと価格の安いSCSI H/A を安く上げることにしました。幸いHDDは高速なXP32150が1台中に浮いていましたので それを利用することにしました。キーボードやマウスは安物を使えば2つで3千円 程度で収まるのですが、手に触れるところが安っぽくては話にならないので、 ノートWのキーボードと感じの似ているミニキーボードとX-Window用の Mouse Man(3 Button)を1万円で購入しました。また、設置スペースの問題が ありますのでケースはミドルタワーで行くことにしました。

さすがにこの仕様だと今までの98とは比較にならないほど高速で、快適に 「鬼畜王」をプレイすることが出来ました。しかし慣れとは恐ろしい物で、 デバイスの性能を目一杯引き出したいという欲望が沸々とわきあがり、 だんだんパソコンとは言いがたい物へと変貌を遂げていきました(^^;

まず初めに手を付けたのがHDDの高速化です。普通の感覚で高速化と言うと CPUに手を加えることを考えがちですが、システム全体の高速化を目標と した場合は処理に一番時間のかかっている部分、主に Storage Deviceに注目すべきです。今回はこれまでの経験からこのような考えのもとで行いました。

実際には一度にUltra Wideに変更したわけではなくWide等との混在を経て段階的に 変わっていったのですが、購入から半年も経っていないWide SCSIのXP32150Wと XP34300Wを外すのはあまりにももったいないので低速デバイス用のSCSIバスに 繋いであります。

その後HDDがひと段落した後でバスクロック&電圧可変化改造 を行い、メモリーをマイクロンEDOに、CPUをP55Cに交換するという ポピュラーな方法で高速化しました。現在は純空冷ながらバスクロック 100MHzで元気に動作しています。

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