★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ★ PCの改造はあくまでも個人の責任で行なうものとし、このページの内容 ★ ★ にしたがって行われた改造で発生した損害等については、私はいっさい責任 ★ ★ を負いません。 ★ ★ あくまでも、それなりの知識や技術を持った人が行なって、うまくいった ★ ★ 例であるとお考えください。 ★ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
CPU換装
クロックアップ
ジャンパ設定
冷却
DOS画面の高速化
ジャンパ設定 | SE | SE(J4 ショート,J11 2側) | SR |
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動作クロック(MHz) | 〜30 | 〜30 | 〜40 |
SE/SR両機の出荷時のジャンパ設定やその機能について示します。 ジャンパをSR側に変更するとメモリウェイトが増えるので同一クロックで 比べると性能が低下します。トータル性能で30MHz化したSEを越えるためには 40MHz以上で動作させる必要がありますのでそれなりの覚悟が必要です。 ジャンパ#: 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 設定 SE : 1 1 1 o o o o 2 o o 1 1 1 1 1 1 設定 SR : 1 1 1 s o o s 1 s s 2 1 1 2 2 2 (1:設定1側、2:設定2側、o:open、s:short) 注)J14,15,16が存在しないロットもある 各ジャンパの機能に関しては次の3点のみ解明されています a) J1を2側にすることで486SXが機能停止する。こうすることでODP ソケットにDX2やCx5x86等のCPUが刺せるようになる。 b) J9が本体メモリ容量の設定に関係している。 c) SE設定においてJ4ショート ,J11 2側にする事でDX2以上のCPU 装着時の高速化が出来る。CPUBENCHが約15%向上。
メインボード(53KB)
メモリウェイトが多いとはいえ43MHzという動作クロックは強烈で、あらゆる
部品が尋常でない発熱をします。しかしSEの内部はほとんど隙間がなく、大型の
ヒートシンクを取り付けることができません。また、主要部品がCバス直下にある
ために空気の循環効率も最悪です。
そこで苦肉の策として高さ7mm程度のヒートシンクを486SXを除く主要ASIC
に張り付けます。さらに、これだけでは冷えないので、空気を効率よくCバス直下から
吸い出せるよう、電源を外に追い出してしまいます。
(写真は電源内蔵状態です)
486SE内部全景
高速化するために取り外すパーツは写真右上の小基板付近にある2つのクロックモジュールの42.105MHzの方です。VRAMが化けない程度に高速化してみましょう。
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